透明水彩で描いたイチゴのスケッチです。作者:若松芽衣

イチゴ

前回の人物デッサンの時にも触れましたが、イチゴを描きました。

1つ描くのにだいたい2時間くらいかかって、合計4個。基本的には早起きして毎朝1つずつ描きました。
びわと同じく水彩紙に透明水彩です。

透明水彩で描いたイチゴのスケッチです。作者:若松芽衣

最初に「イチゴを描きたい!」と買いに行ったのは、連休中だったのですが、近くの八百屋さんにはイチゴがなく…
連休で市場が開いていないそうで、「連休明けには入るから、連休明けにおいで」と言われました。

別の店に行ってもよかったんですが、この近所の八百屋さんは近くにあるという以上にとても質の良いものを扱っているので、「多少待っても、スーパーに行くより良いものが買えるだろう」と待つことにしました。

果物や野菜は、形がいびつだったり、色が綺麗でなかったりするものをそのまま描いてしまうと、実際にそうだったというよりデッサンが狂ってるだけと見られてしまうので、きれいなものを手に入れるのは大切なのです!

特にイチゴの場合、パックで売られているので、その中からきれいなものを探さないといけません。普通のスーパーで買った場合、買った中にどれくらいあるか…。

そんなわけで、期待して 連休明けに行ったら、「今日のは(絵にするには)あんまりよくないな…。土曜日においで」と…。
「私、この前から何も買ってないんですけど、良いんですか!?」と心配しつつ、また何も買わずに帰りました。

そして土曜日。仕事帰りに八百屋さんに行くと、「ああ、ちょっと待っていてくださいね」と奥に行って…

なんと、その日の朝に取れたてのイチゴを、わざわざ冷蔵庫に入れて取っておいてくださったんです!!

その段階でかなり期待していましたが、帰ってからパックを開けたら想像以上!

イチゴの実の部分が綺麗に真っ赤なのはもちろんですが、特に感動したのはヘタ!!生き生きとしていて、元気に育ちました!という感じで、本当にとても絵になるイチゴでした!
その上、1個ずつ描いたのに、その描いている一個からとても甘い香りも漂ってきて…!そう…!これがイチゴ…!!と興奮しながら描きました。

描くのが遅くて、4つしか描けなかったのがとても悔しかったです…!

あ、ちなみに。見た目も極上でしたが、味ももちろん味もとってもおいしかったです!描き終わった後に、家族と一緒においしくいただきました。

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