シルバーウィークに島根・鳥取まで行ってきました!
まとめたら長くなってしまったので、今日から4回に分けてご報告していきます。
私が住んでいるのは山形県。
鳥取県についてからはそちらに住んでいる友人が一緒にいてくれるので安心なんですが、鳥取までは一人で移動…。
今までの人生で一番遠い旅は修学旅行で行った京都・奈良・大阪、1人で行ったことがあるのは東京までな私には大冒険でした。
山形県にある我が家を朝6時に出発し、新幹線を乗り継ぎ鳥取県についたのは午後17時半…
かかった時間はおよそ11時間半でした!わかっていたけど遠いです!!
それでも出雲は「神話にたくさん出てくる地」「10月に神様が集まる場所」ということで、いつか行ってみたかったあこがれの地…!
しかも、今回事前に調べてみたら、出雲以外も神話や伝説がたくさん!
移動は大変でしたが、その価値はありました!!大満足な旅でした!
というわけで、今回の神話・伝説を巡る旅(ちょっとマイナーな場所多め)の記録です。
粟嶋(あわしま)神社
朝早くに家を出たおかげで、1日目から少しだけ観光ができました。
米子駅から車で13分の粟嶋神社。
祀っているのは日本の国を造ったとされる大国主(おおくにぬし)神の国づくりを助けた少名毘古那神(すくなびこなのかみ)という神様。
少名毘古那神は医療・医薬・酒・温泉の神で、病気平癒・延命長寿・安産・子授け・交通安全などにご利益があるようです。
うっかり写真を撮り忘れましたが、小さな山のようになっている神社でした。
ついでに、粟嶋という名前ですが、もともと江戸時代中期までこの地は海に浮かぶ小島だったんだそうです。
大山(だいせん)
これは観光地というか、山なんですが、粟嶋神社の参道からも見ることができました。
木々のあいだからのぞく感じが、なんかいい感じではないですか!?(自画自賛)
中国地方の最高峰で、山岳仏教の聖地ということです。
また、「国引き神話」という神話では、島根半島を造るとき他の地方から国々を引きよせたとされるのですが、それをつなぎとめた網を止めた杭の1つがこの大山なのだとか。
かつては「大神山」とよばれ、人々に「神の宿る山」として崇拝されていたそうです。
山形も出羽三山や山寺などがあるので、なんとなく親近感を覚えました。
静(しず)の岩屋(いわや)
実は、最初に「少し観光できるかもしれないけどどこか行きたいところはある?」と聞かれてリクエストしたのはここでした。
しかし、この静の岩屋は粟嶋神社の裏側にあるということで、粟嶋神社、さらにその参道から大山も見ることができたのです。
静の岩屋は、人魚の肉を食べて不老不死になった八百比丘尼(やおびくに)が住んでいたと言われている場所です。
粟嶋神社の裏、案内してくれた人がいなければ絶対にそこだとわからなかったような山道をくだり、何とかたどり着いきました。
…が。
写真だとよくわからないかもしれませんが、狭くないですか!?
なんか、実際に見たら、岩の割れ目がめちゃくちゃ狭いんですけど!?
え、ここに住んでいたんですか!?むしろ、人が通れるんですか!?
奥に行ったら広くなっているとか…?それとも、長い間に地形が変わって狭くなったとか…?
…なんというか、謎に満ちた場所でした。
そして1つ、もしここに行かれるかたがいらっしゃるなら忠告します。ここ、夕方に行かないほうが良いです。
薄暗い中、山道を歩くのは物理的にも心理的にも非常に怖いです。1人で行っていたら泣いていたかもしれません…。