島根・鳥取旅行2日目~出雲大社と古代出雲歴史博物館~

島根・鳥取旅行2日目の記録です!1日目はこちら

2日目はメジャーどころの出雲大社と博物館。
3日目はほぼマイナーなところしか行っていないので、この日が一番「連休だ!」という感じがしました。主に人の多さという意味で…。

出雲大社(いずもたいしゃ)

 

一応、「混むだろうなぁ…」と思って朝早めに行ったのですが、案の定でした…。

朝9時ころ着いたんですが、この人の数ですよ!

島根・鳥取旅行2日目に行った出雲大社の鳥居。
大鳥居の前。朝なのにこの人の数です。

しかも残念なことに拝殿は白い布がかかっていました…。

島根・鳥取旅行2日目に行った出雲大社の拝殿。
出雲大社拝殿。

ちなみに、ご存知の方も多いと思いますが、一応出雲大社についてまとめますと。

出雲大社で祀られているのは日本の国を造ったとされる大国主命(おおくにぬしのみこと)という神様。
この世のあらゆる縁をつかさどる「ムスビの神」でもあります。
出雲大社の神話的起源は、大国主命が天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫に国を譲った時に建てられた宮殿なんだとか。

また、出雲大社の拝礼は二礼・四拍手・一礼(お辞儀2回・柏手4回・お辞儀1回)なのだそうです。なかなかなれなくて、毎回1,2,3,4と心の中で数えていたんですが、3日目に他の神社に行く頃には、逆にうっかり4回手を叩きそうになりました。

素鵞社(そがのやしろ)

 

本殿などのあるところは入れないので、横を通って、後ろにある素鵞社へ。

こちらは、大国主命の妻、須勢理毘売(すせりびめ)の父―つまり、大国主の義父にあたる須佐之男命(すさのおのみこと)を祀っています。須佐之男命はヤマタノオロチ退治をした神様で、けっこう有名な神様です。

島根・鳥取旅行2日目に行った出雲大社の素鵞社裏の岩。

ちなみに、素鵞社の裏のこの岩は、何やらパワースポットなのだそうです。とりあえず触ってきました。
ここを見て下さている方にも、写真からパワーのおすそ分けが行くと良いのですが…。

 

十九社(じゅうくしゃ)

 

個人的に一番楽しみにしていたかもしれない十九社!

旧暦の10月には、全国から出雲に神々が集まって会議を開くといわれているのですが(なので他の地域では神無月ですが、出雲では神在月)、その神様たちのお宿です!

いわば、神様たちのホテル!?

島根・鳥取旅行2日目に行った出雲大社の十九社。
神在月に集まった神様の泊まる十九社。

東十九社と西十九社と、2つあるとはいえ、このサイズで八百万の神様たちが全員泊まれるのか、ちょっと心配しちゃいましたが…。
神様ですし、きっと人間の基準で考えてはいけないのでしょう。物理的なサイズとは違うのかもしれませんし。

それにしても、ここで神様がたがお泊りして、お喋りして、もしかしたらお酒も飲んで…?という情景を想像するとワクワクしますね!

『千と千尋の神隠し』の湯屋みたいな感じでしょうか?

 

古代出雲歴史博物館

 

ここでのメインはやっぱり、古代神殿の復元模型でしょうか。

言い伝えや絵図などに基づいて造られた、平安時代の出雲大社本殿の10分の1の模型です。

島根・鳥取旅行2日目に行った博物館の古代神殿模型
古代神殿の復元模型。

階段を登る小さな人がいるのがわかるでしょうか?白い服を着た2人の人の模型があるんですが…。
その登っている人の模型と比較すると、どれだけ大きいかわかります。
もし本当にこの大きさだったら、参拝するのが大変だったでしょうねぇ…。

島根・鳥取旅行2日目に行った博物館にあった昔の絵馬。
昔の絵馬。

こちらは8-10世紀(奈良~平安時代)の絵馬だそうです。絵馬って、そんな昔からあったんですね…!

 

神在祭(旧暦10月の全国の神様が集まる会議に関連するお祭り)の絵もありました。

島根・鳥取旅行2日目に行った博物館にあった神在祭の絵。
神在祭の絵。一部分です。

やっぱり、全員が集まって厳粛な会議をするというより、それぞれでお喋りという感じなんですね。そのゆるさが素敵です。

 

そして、変な形の土器も発見…!

島根・鳥取旅行2日目に行った博物館にあった謎の土器。
謎の土器。

この近くにあった模型にもこっそりあったし、博物館にこの土器が大好きな人がいるんじゃ…。

 

他にも神話を実写の映像で紹介する神話シアターがあったり、もののけ姫に出てくるたたら製鉄の体験ができたり、とても楽しめました。

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